おっぱいバレー

一体どこのサイトで応募して当たったのか分かりませんが、試写会が当たったので見てきました。(この映画に応募したのかすら覚えておらず・・・)たいてい、当選の葉書にサイト名とか入ってて「あそこのサイトで当たったのか」と感謝するのですが、今回はそれも無いし。それにしても、タイトルがタイトルだけに抵抗あるなあ・・・。


「おっぱいバレー」公式サイト


おっぱいバレー

おっぱいバレー [Blu-ray]

おっぱいバレー [Blu-ray]




試写会場に行ったら、驚きました。すごくたくさんの人。なんか「報道」とか「関係者席」とかあるよ。これまで行った試写会とはチョット違う雰囲気だなあ。そんなことを感じながら、葉書一般の列に並びました(すでに長蛇)。会場に入って何とか席を確保して始まるのを待つこと数十分。映画を見るはずなのに舞台には緞帳が閉まってる。スクリーンは見えない。ま、緞帳が開いたらスクリーンが・・・ということだろうと思っていたので、舞台の緞帳のすぐ後ろあたりにスクリーンがあることを想定して席を選んでみました。で、開始。緞帳が開く・・・。

ステージ場で音楽が・・・、でた!「Caocao」でした!シークレットライブだそうです。こんな派手な演出した試写会って初めてだよー。それにしても本当にシークレットなんだね。ビックリした。ビックリし過ぎて、ステージ場で歌ってる2人とのテンションのギャップにどうしようかチョット悩んだ。
ライブの後に司会の女性が出てきて「本日はおっぱいバレーのジャパンプレミアにおいで下さり、ありがとうございます」との挨拶。え、ジャパンプレミア!(「ジャパン」っていうぐらいだから、これ、海外でもやるの?)知らなかったよ。その後、綾瀬はるかさん、青木崇高さん、監督の羽住英一郎さんの3名登場。舞台挨拶はじめて見ました。でも、私の席からは遠くて・・・。
挨拶が終わって、報道・メディアの方々による写真撮影とか、よくテレビのCMで見る観客バックの撮影とかをやってました。観客をバックに出演者を撮っているので、当然カメラは私たちの方を向いているわけで、フラッシュがバシャバシャこっちに光ってまぶしかった。へー、こんな風にしてCMとか撮っているのかーと関心しながらも、「まだ映画始まらないのー・・・」とチョット待ちくたびれました。

やっと舞台挨拶などが終わってスクリーンが現れました。舞台の奥にスクリーンが・・・。緞帳の位置にスクリーンがあると思っていたので、距離を間違えました・・・。まあいいか。

映画の内容は、面白かったです。
私は男なので、自分の中学生時代のことを思い出しながら、出演している中学生役の子達を見ながら「アホだなー、でもあんな感じだったよなー」ってどこか懐かしく思えました。今の子達はいろいろマセテるのかもしれないけど、昔の中学生の男子ってあんな感じなんですよ。心の中は子どものままだけど、女性に興味が深々だったりするから、ほんとアホなんだよねー、することなすこと。そんな感じで楽しめました。出てくる中学生みたいに、「綾瀬さんのおっぱいが見たい」という不純な動機で映画を見に行ってみてもいいんじゃないでしょうか。

ただ、一つ。ずーっと見終わっても引っかかる部分が。なんとなく違和感がずっと残ってて、それが何なのか、帰りに寄ったはなまるうどんで「釜あげの大」を食べながら考えていて、気づきました。映画の時代は約30年前の北九州なんですが、出てくる風景や町並みなんかが30年前を再現されていて、そこは徹底的にこだわったのかなーと窺えるのですが、主演の綾瀬はるかさんが今現在の雰囲気を醸し出してて30年前の風景に馴染んでない気がするのです。他の出演者の方々はそんなに違和感無かったのですが、周りは1970年代なのに主演が2009年なんですよ。綾瀬さんが当時のファッションを着ようが髪型を変えようが、どうしても「イマドキの人」に見えちゃうのは彼女の魅力だし、ぜんぜん悪くないんだけど・・・と考えると、逆に周りを1970年代にこだわり過ぎなくて、むしろ今っぽく近づけても良かったんじゃないかなーと思いました。内容的に1970年代じゃないといけないって訳じゃない気がするし。
どちらにしろ綾瀬さんの魅力はとっても出ていました。