復帰一日前

今日は朝7時に目が覚めました。いいことです。まあ、することはありませんのでラジオでも聴いてのんびりと9時ぐらいまで過ごしました。そしてお出かけ。
朝食を上野のいつものうどん屋さんでとりました。朝からうどんかよ!。でも、美味しいのでいいのです。食べ終わって、上野から秋葉原へ小雨降るなかウォーキング。秋葉原ドコモショップに行きました。携帯とイヤホンを接続するコネクタ(平型コネクタ)(試供品)を紛失したので、とりあえずドコモショップなら売ってるだろうと安易な考えから訪れたのですが、店員さん曰く「試供品のヤツですか?それは置いてないですね〜」とのつれない言葉が返ってきました。「あらら、携帯で音楽を聴くことはできなくなってしまったのか・・・」と少々落胆する気持ちを引きずりつつ、書泉ブックタワーで本を見ていたらお昼になってました。お昼ご飯を食べようと駅の方に歩いていくとヨドバシカメラがあるので、雨除けがてらに入ってみました。「あ、もしかしたら携帯のイヤホンを売ってるかもしれない」と思い、携帯コーナーに。するとあるある、沢山あるじゃないか。しかもマイク付きのやつも。ハンズフリーで受信に出ることができるじゃないか。そういうわけで購入したのがこちら。ヨドバシカメラでの初購入です。
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あとから気づいたのですが、同じものが有楽町のビックカメラでも買えたんじゃないか?。ポイントも付いたのに・・・。
さて、今日は定期診断の日ですので、浜松町に向かいました。時間が早すぎるので、また本屋さんでウロウロすることにしました。そして目に留まったので買った本がこちら。


細川貂々『ツレがうつになりまして。』

ツレがうつになりまして。

ツレがうつになりまして。



細川貂々『イグアナの嫁』
イグアナの嫁

イグアナの嫁



2冊ともほぼマンガです。この2冊が並んで棚を占拠してました。実は1冊目のほうが目について、チラッと立ち読みしてみると、あれやこれや自分とダブるところが多々ありまして、2冊目はその第2弾ということで2冊同時に買いました。さっそく喫茶店でコーヒーをすすりながら「ツレが・・」の方を読みました。作者の旦那さんがうつ病になってからの日々がマンガで綴られています。うつ病関連の本だと重い感じのものや、やたらと励ましたりしてくれる(病気の時は「励まされても・・・」という気持ちが強い)ものが多いのですが、この本はマンガだけあってほのぼのしていて読みやすいです。読んでいると、「ああ、あの時はつらかったなあ」とか「こんなこと考えたときもあったなあ」とか、私が体験してきたことと所々でダブってしまい、思い出して涙が溢れました。そして「思い出した」ことが全て過去のことであることに気づき、「やっと治ったか」と思えて、また涙が。喫茶店で涙をぬぐいながら本を読んでる私を見た周囲の人は「どんな感動作を読んでいるのか!」と思ったに違いないでしょう。いい本です。ちなみに隣に座ってたのは外国人さん4人組でした。
さて、病院へ行くと、待合室で早くも部長が来ていて「時間を間違えたかと思った!」と言われました。いや、あなたが早く来ただけだから。診察も待ち時間ほとんど無しで開始。別に体調が悪くも無く、先々週と全く変わらないので特にお話しすることもなく・・・。いいことですけどね。明日から午後からだけど会社に出ることを医師に伝えました。反対されるはずもなく、「無理せずにね」と言われました。無理なんかするか。するもんか。
「ツレが・・」の本にもあったけど、闘病生活を経て(今もまだ投薬中ではありますが)考え方が変わったかもしれません。「何が変わった?」と言われると上手く説明できないし、前の自分がどうだったかよく分かりませんけどね。
明日から会社に復帰します。当分はまともな仕事ができるとは思ってませんが、早く戦力になるように頑張らなければなりません。「頑張る」なんて言えるようになったのは元気になった証拠でしょう。家族には心配をかけました。なんせ発病から10ヶ月間も黙ってましたから。うつ病という心の風邪を理解してくれて、やさしく見守ってくれてありがとう。会社の皆さんにもご迷惑をかけました。急に会社に来なくなったヤツをほぼ1年間、クビにせずによく面倒をみてくれたものです。おかげで再就職の苦労をせずに社会人に戻ることができます。このご恩はこれからの頑張りでお返ししたいと思います。ありがとうございました。そして、皆さん、これからもよろしく。