本日の二冊

今日も調子良く朝起きられたので、リハビリのために会社近所まで行きました。そして、時間つぶしのために本屋さんでウロウロ。
まず行く売り場はやっぱりPC関連コーナーです。と言っても、最近はとんと欲しい本はなく、眺めるだけ。そして次に行く売り場は理系専門書コーナー。ここに来ると本性でしょうか、無性に本が買いたくなります。「宇宙」とか「物理」とか「しくみ」とかいったタイトルの本が欲しくなってしまいます。買うのは買うが、しかし実は本を読むことに関してはとっても苦手な私。専門書・参考書を買うのはいいのですが、読破できたことはまずありません。たいてい、途中まで読んで、そこまでで得られた知識で満足してしまうか、内容についていけないか。集中力がない(集中することをしない)のも理由なんだろうな。そんな私が今日、2冊の本を買いました。


柳田理科雄「なぜ僕は理科を好きになったのだろう?」

今、読んでます。空想科学読本で有名な柳田理科雄氏の自伝エッセイです。読みやすいです。時々、小中学校で習うような理科の知識が出てきて、とっても懐かしいです。「どうして僕も理科が好きだったのだろう?」。そんなことを考えながら読んでます。これは読破できそうです。


サンダーバイス「宇宙がわかる17の方程式―現代物理学入門」
宇宙がわかる17の方程式―現代物理学入門

宇宙がわかる17の方程式―現代物理学入門

こちらはバリバリの物理知識を必要とする、私としては血が騒ぐ本です。「宇宙がわかる」とうったってるだけあって、内容を理解するには大学で習う物理学・数学の知識を必要そうです。こういう物理の数式を見ると、なんだか嬉しくなっちゃいます。ただ、読破できるか心配です。また途中までで満足してしまいそうです。おなかいっぱいになっちゃいそうです。


さて、「本なら図書館に行けばタダなのに!」とよく言われます。確かにそうなんですけど。でも、本が手元からなくなっちゃうと、読んだ内容や得られた知識も失っちゃうような気がしてしまうのです。私はあんまり「覚える」という行為が好きではないので(ただの努力不足)、うっすら内容は覚えているけども、詳しくは覚えてないということが多々ありまして、前に読んだ本が本棚に並んでると、タイトルを見たときに「この本は、こんな内容だったなあ」とぼんやりとですが覚えています。私にとって本棚は「脳の記憶域」みたいなもので、本棚から本がなくなった時点で記憶が消去されます。そのため、学生時代はバイト代を書籍代につぎ込んで、やたらと本を買っていました。専門書なので結構な値段です。それを本棚にびっしり並べて勉強した気分を味わってました。就職して、その専門書たちを実家に置いてきたので、現在は、そのころの勉強内容はすっかり「記憶域」から消えてます。そんなわけで本は図書館で借りるのはあんまり好まず、買っちゃうのです。