文字コード

お仕事で、「既存のシステム(プログラム)がVistaで動くか?!」というテストを行い、それを報告する機会がありました。VB6アプリですが、まあ、なんとか動きはするものの、やっぱり厄介なのが「文字コード」の問題。JIS2004です。VB6アプリの場合、テキストボックスにVistaで使われるJIS2004文字コード、特に変換の候補で「環境依存文字」となっている漢字を入力すると「?」とか「??」に化けます。この場合は入力した時点で化けちゃうのでユーザも気づいてくれるし、データベースに送るのは当然「?」に化けた文字なので、まあ、言いといっちゃえばいいのですが、これがVB2005とかで出来てるアプリの場合、ちゃんと入力できてしまいます。そのまま登録してしまうと、データベースがその文字コードに対応していないと、データベース格納時に化けちゃって、再度呼び出すと化けた文字が出てくるというとんでもない事に。
企業システムのクライアントとしてのVista普及はまだ遠そうです。
[ThinkIT] 第1回:Windows Vistaだと何が起こるのか (1/3)