本人確認

前日に一旦は届いた書留が、私の不在によって郵便局預かりになっていたのを、お昼過ぎに再配達してもらいました。郵便局って日曜日も届けてくれるんですね。知らなかった。その書留には、某銀行のキャッシュカードが入っておりまして、それにはICチップが内蔵(?)されております。今ならタダでIC入りを発行してくれるらしいので、やってみました。
それよりも何よりも、今はキャンペーン中だから「タダ」でやってくれているのでしょうが、そもそも、こういうものは「タダ」でやるべきなのです。というか、これからは全てIC入りにするべきなのです。やっとこさ、IC入りだとか、手のひら認証だとか、いろいろと本人確認のための工夫が盛り込まれてきておりますが、本人確認が確実にできなくなったことは銀行のせいなのに、そのための対策の費用負担を利用者に負わせるのは、何とも納得がいきません。「今までのキャッシュカードでは本人確認が確実に行えないし、セキュリティの問題もあって犯罪に利用されかねません。そこでATMをICカードや手のひら認証にしますので、お持ちのカードをそれに対応したものに変えさせてください。そして安心して当行をご利用ください!」ぐらいのことは銀行様たちは言えないのかな?
もともと、ATMでのお金を引き出すのに手数料を取るのにも怒りを覚えます(手数料を取られないサービスに切り替えましたが)。ATMってのは、窓口業務の負担を軽減し、多くの人に利用してもらうシステムのはず。だから、ATMが増えれば窓口業務は減る→銀行員の削減、業務負担削減につながる→経費削減が狙いのはずなのです。なのに、ATMでも手数料が取られます。システムの維持費だそうです。浮いた経費>システム維持費の関係でないと、ATMなんて導入しないと思うので、浮いた経費のほうが大きいはずです。システム維持費はその浮いた経費でまかなえるはずなのに、そこを手数料という形で利用者に負担させる・・・。納得いかない!
・・・と思いつつ、最近は自然と、消費税のように、手数料を取られることが当たり前に思えてきました。人の慣れって恐ろしいですね。