今日もいい天気。昼には買い物をかねて、自転車でブラブラする。
帰ってきて、部屋のテレビを点けると、「天皇賞」をやっていた。僕はギャンブルができない性格(別に性格の問題じゃなくて、学生は賭けてはダメなんだけど)なので、競馬にも全くと言っていいほど興味はない。普段ならすぐにチャンネルを変えるのだが、他にたいして面白い番組も無かったので、今日は見てしまった。
そして、事件は起こった!!
一番人気(だったらしい)の武豊騎手の乗るサイレントスズカなる馬が、スタートからいい調子でぶっ飛ばしていたのに、途中で失速。コースから外れて行ってる。競馬素人の僕にとっては「どーしたのかな?」というぐらいにしか、その時は思わなかったのだが、隣の部屋から競馬好きのMさんの叫び声が聞こえてきた。
「折れてる・・・。折れてるよー・・・。」
そう、前足の骨が折れてしまったのだ。ものすごく痛そうだった。その後のニュースなどで知ったのだが、サイレントスズカは競馬場内で安楽死というかたちで死んだそうだ。これが、走るためだけに生まれて育てられてきたサラブレッドの運命というか、宿命なのだろうか?