MacBook AirにWindows 8を入れてみる
はじめに
もともとWindowsユーザーな私なのですが、夏にMacBook Airを購入して使っているうちに、「手軽さ」と「これと言って何の不自由もない」という理由からMacBook Airがメインマシンの座を獲得しつつある今日この頃です。Windows7マシンはデスクトップで場所が固定されてしまうのと、本体のファンの音、HDDのカリカリいう音がうるさくて、電源を入れる回数がメッキリ減ってしまいました。
Windows7にはVirtualBoxをインストールしていて、RC版(リリース候補版)のWindows8を入れていました。もちろん他にもUbuntuやCentOSも入っています。これらの仮想化には、OSをダウンロードしてきて、ISOイメージでCDもしくはDVDに焼き、それをDVDドライブからインストールしたものです。
さて、MacBook AirにVirtualBoxをインストールしてWindowsなどの他のOS環境を仮想化するには、先と同じような方法を採れば実現できるのでしょうが、「DVDドライブがないよ!」という問題が。外付けDVDドライブを買ってくれば問題解決となるんだろうけど、「お金かけたくないよねー」というケチな考えの持ち主なので、そこら辺にある物だけで、Windows8RC仮想化を実現できないだろうかと思い、やってみました。
方法
Windows7のVirtualBoxで仮想化されているWindows 8 RC(64bit)を、そのままMacBook AirのVirtualBoxに移して動作させる。
Windows8のVDIファイルをメディアにコピーしてMacBook Airに移す。MacBook AirのVirtualBoxで新規ゲストOSとしてWindows8を作成し、「既にある仮想HDDを利用する」で、移してきたVDIを指定する。
用意するもの
- Oracle VM VirtualBox
- Windows7のVirtualBoxにあるWindows8のVDIファイル(仮想ハードディスクイメージ)
- WindowsでもMac OSでも使えるUSBメモリ・外付けHDDなど(exFATでフォーマットしてあるといいと思う)
やったこと
- Windows7のVirtualBoxに構築しているWindows8 RC版のクローンを作成する。
- クローンのVDIファイルを外付けHDDにコピーする。
- MacBook AirにVirtualBoxをインストールする。Extension Packもインストールしておく。
- 外付けHDDのVDIファイルをMacBook Airの中にコピーする。
- MacBook AirのVirtualBoxを起動し、「新規で仮想マシンの作成」を行う。
- 「ハードドライブ」の設定で「すでにある仮想ハードドライブファイルを使用する」を選択し、コピーしてきたVDIファイルを指定する。
- 起動させる。
エラーなど
- 最初、クローンを作成せずに、直接、Windows8RCのVDIファイルをコピーしてきたら、よく分からないエラーが出た。
- クローンのVDIで起動した際に、ゲストOSの設定で「CD/DVDドライブ」が設定してあって、そのままMacBook Airで動かそうとするとエラーが出るので、「CD/DVDドライブ」を「空(なし)」にした。