プリンセス トヨトミ
観てきました。
福利厚生サービスでチケットを安く(前売り券よりちょっと安い程度)買ってみました。ここのところ試写会が当たらなくて、全然映画を観ていなかったので、単純に「観に行きたいな」と思って。この映画じゃなくてもよかったんだけど、売っているチケットの中で「これがいいかな」と思って。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2011/11/16
- メディア: DVD
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感想は・・・もっとなんとかならんかったのかなぁ・・・。まあ、フジテレビが作った映画だからなぁ・・・。
以下、ネタバレ注意。
原作は読んでいません。なんかウワサによれば原作は非常に面白いらしいんだけど、この映画は・・・。
- 役者陣は文句ありません。配役もピッタリだし、演技もよかったです。この映画を観て唯一良かった点かも・・・。・・・ということは、ストーリーか作り方か・・・。
- 会計検査で必死にバレないように工作していた割りには、あっさり「大阪国」の存在がバレた(というかバラした)感が強いんだけど。会計検査で追い詰めた感がまるでなかった。
- どうして「大阪国」なんて巨大地下組織の首相がお好み焼き屋のおやじなの?巨大組織な割りには大阪国首相ってヒマなの?
- 疑うキッカケになるOJOの職員がいなくなるくだり。結局、OJOの職員は地下施設に行っていたの?その割りには地下施設に人の気配があまりしませんが。
- 父親が死を悟ったときに息子に地下廊下を歩きながら「大阪国とプリンセスの存在」を語る(ここが映画の一番盛り上がるところなんだけどさー)らしいけど、だとすると、男子にしか受け継がれていかないことになるよね。女性はどうするの?映画では女性も決起の時に行動していたように見えたけど、決起に集まった人たちは男だらけ。だけど、大阪のあちこちから人が消えてる状況・・・あれ?おかしくない?
- 主人公のように父親からちゃんと話しが伝わらなかった人もいることを考えると、「大阪国」や「プリンセス」の話しを知っている人数ってだんだん減っていくように思えるんだけど・・・。なのに”大阪中”って事にするのはどうかと。
- 他府県から来た人はどうするの?純粋に大阪観光してる人はびっくりするだろ?街中から人がいなくなったら。瓢箪ばっかり置いてあったら。
- 正直、プリンセスが何もしていない。(あ、キックしたか)。
- 学校にあった「封鎖された抜け道らしい」場所、あれはなんだったの?
- ファンタジーなんだから、CG使うところは徹底的に使えばいいのに、なんか中途半端。
- 「富士山に白い十字架が・・・」というところ、意味が分かんなかった。
正直、観終わって「なんで俺、この映画観たかったんだ?」って思いました。試写会ならよかったけど、お金払ったのになぁ・・・。
ツッコミ体質の方にはお勧めします。