地震

すごい揺れました。こんな揺れを経験したのは人生初です。


地震の時は、会社（ビルの13F）で出向先に持っていくノートPCのセットアップを行っていました。
後輩と雑談しながら行っていたのですが、ゆーらゆーら揺れがきたので、「ああ、また地震ですねー。船酔いみたいになるから気持ち悪いですねー。」と全然警戒心も無く話しを続けてました。そのとき、たまたま私が座ってた椅子の足がフロアの穴にハマってしまって、椅子から転げ落ちて、後輩から「直下型地震ですか？（笑）」とか言われて笑われてました。ただ、それが冗談にならないぐらい揺れがきて、まるで新幹線にでも乗ってるかのような揺れに。それが結構長い間続きました。そのうち私は椅子から立ち上がって仕事場のフロアへ出てみたのですが、まともに立てない！身体も揺さぶられて転げそうになりました。パーティションに捕まってやっと立ててました。


あまりにもものすごい揺れだったため、「ああ、これはビルが崩れて、俺、死んじゃうな・・・」と正直思いました。


一度大きな揺れがおさまったものの、もう一回大きな地震がきました。フロアの壁に置いてあるロッカーがグラグラ揺れて倒れそうになり、傍に居た人が必死に倒れないように押さえてました。となりのビルもゆーらゆーら揺れているのがハッキリ分かるぐらいの大きな揺れでした。


そんな中でもノートPCのセットアップが終わったので、仕事場である14Fの自分の席に戻ってみたら、私のPCが倒れてました・・・。袖机も揺れで動いてました。
窓の外を観ると、お台場方向では黒い煙が立ち上がってました。そして、千葉側の方向では大きな炎が！ガスタンクでの火災でした。「うわー、すごい燃えてる！」と観てたら、そのとき爆発が！！「こりゃ、えらい事になった！」と社内騒然としていました。


私はiPod touchとWiMAXでUstreamのNHK中継を観て情報を仕入れていました。
会社では「帰れる人は定時内だけど帰宅してＯＫ宣言」が出ましたが、鉄道は全然運休だし、外のバス乗り場には長蛇の行列。会社から自宅までの距離をググってみたら「42km」と出て、「歩いて帰ると4時間半かかる」とか表示されたので、しばらく会社に留まることにしました。

（つづく）