SPACE BATTLESHIP ヤマト
観てきました。
http://yamato-movie.net/index.html
「ウィークエンドシャッフル」の「シネマハスラー」で「ヤマトが発進すると同時にタマフルが終わる(かも)!!」と言われるほど危険な実写版の宇宙戦艦ヤマトですが、前評判もかなり微妙なので、自分の心の中のハードルを思いっきり下げて挑みました。
私自身、漫画やアニメ(劇場版含む)の「宇宙戦艦ヤマト」は、知ってはいるけれど、「波動砲が撃てるヤマトで放射能を消す装置を取りにイスカンダルに行く話し」、「たしか劇場版でヤマトが敵(中性子星?)に体当たりするんだよね」ぐらいで、細かい部分のところは知りません(観たのかも知れないけど、すっかり忘れてるのかも)。
なので、今回はキャラクターとかに、そこまでアニメとダブらせずに観れたかもしれません。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
SPACE BATTLESHIP ヤマト スタンダード・エディション 【DVD】
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2011/06/24
- メディア: DVD
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以下、ネタバレ注意(何とか隠すけど)。
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全体的な感想は、「思ったよりは悪くない」です。心のハードルを思いっきり下げたせいか、「あれ、案外観れるな」という感想です。
ただ・・・、「あれ???」ってところが随所に。「このシーン、どこかで見たぞ!」っていう場面も。実際、漫画版・アニメ版でも同じシーンがあるのかもしれませんが、それを実写化したとたんに別作品の「あのシーン」に見えちゃうところが多々ありました。
以下、箇条書きで。
- CG、VFXは素晴らしい。ヤマトのグラフィックとかかっこよかった。「もう、全部CGでやっちゃいなよ!」と思った(それだと結局フルCGアニメになっちゃうけど)。
- 外側から見たヤマトの勇姿はCGで凄いのに、その反面、ヤマトの艦橋など内部のセットがどーも・・・。ギャップがあるような。もちろん漫画・アニメと同様、ちょっとローテクっぽい機材になってますけど。
- ガミラス星人が結局どんな敵なのかよく分からなかった。イスカンダル星=ガミラス星なの?放射能除去装置のところがよく分からんかったんだけど。人間に憑依してみたり、最後に突如変な風に現れたり。幽体?
- 戦闘機がマクロスのバルキリー?。宇宙空間でのシーンが「スターウォーズ」+「マクロスF」っぽい。スピードが速すぎて目がついていけない。でもCG・VFXは凄い。
- イスカンダルへ突入するところでのコスモ・ゼロのモニターに写る索敵(ロックオンするようなやつ)が「ガンダムSEED」か?と思った。
- イスカンダル星へ降り立ったところでの白兵戦の場面は「ロード・オブ・ザ・リング」の「モリア坑道」のシーンっぽい。剣では戦わないけど。
- 真田志郎が室井慎次(そりゃそうだが)。
- 佐渡先生が女性・・・。酒飲みであることと猫を抱いてるのは変えてないのに。
- 沖田艦長、徳川彦左衛門はしっくりきました。
- たぶんお子さま(特に男子)が観るとワクワクしそうなんだけど、キスシーンあるし血やら死体ゴロゴロのシーンもあるしなあ・・・。変なトラウマにならなきゃいいけど。
- 何故そこでキスシーン!ってことになります。
- 半端なく人が吹っ飛ぶ!吹っ飛ばされるシーンが沢山あるんだけど、俳優さんたちは体張ったのかしら。
- 艦橋でのシーンは、見てる方が恥ずかしくなるところが多々ありました。
- これ1作で終わらせずにシリーズ化すれば面白かったかも。それだと映画じゃ出来ないだろうからテレビとかDVDとかで。日曜日の朝8:00ぐらいから30分番組で1クールぐらいで、イスカンダル往復してくれれば人気が出そうだけどなあ。
最後に、「古代進は”古代進”じゃなくて、あくまでも”キムタク”として見ればいいと思います」。 キムタク主演のドラマだと思えば。