私のはてなブックマークの使い方

SEというお仕事をしている上で、コンピュータのハード・ソフトともにトラブルというのは付き物でして、こういうときは、一番最初に公式に発表されている技術的な資料を探して、解決方法や回避方法が出ていないかを調べます。この作業はほぼネット上にあるので、とにかく公式技術情報のページで検索してヒットした内容をかったっぱしから見て、自分が抱えている問題の参考になるかどうかを判断します。これでも駄目なら、今度は製品のユーザグループ的なサイトで解決方法を探します(もしくは電話でサポートに問い合わせることもありますが)。
解決方法(が載っているページ)は見つかった。問題も対処できた。一安心、一安心。と思っていると、その問題を忘れた頃に、社内の別の課でやっぱり同じような問題に突き当たって頭を抱えている人が、「Tensor君、あの時はどうやって解決したの?」なんて聞いてきます。そこで「あそこのページに載ってましたよ」と教えてあげるのですが、さて、もう一度、解決方法が載っていたページへ辿り着けるか。それもすばやく。
これがなかなか辿り着けないことが多いのです。検索で見つけた場合は、見つけたときの検索キーワードを覚えているわけじゃないので、それらしいキーワードで探すのですがヒットしなかったり。ときには掲示板の中ほどに書かれていたり。だいたい「載っていたこと」は覚えてますが、「そこにどうやって辿り着いたか」は覚えていないものです。
そこで、今まではブラウザのブックマークにフォルダ分けしてページを登録していました。が、ブックマークも数が多くなっちゃうと煩雑だし、だいたいそのページはごくたまにしか見ない、もっと言うと、今後絶対見ないかもしれないブックマークなわけです。ブックマークは頻繁に使用するページを優先して登録しておきたいものです。さらに、ブラウザが異なったり、バージョンアップ、再セットアップをすると、その前のブックマークのバックアップを入れ直すのも面倒なことです。ほとんど見ることがないブックマークならなおさらです。
そこでソーシャルブックマークを使います。はてなブックマークです。

ブックマークする際にはタグを付ける。

Windows関連なら[Windows]とか[Microsoft]など。

サイトの名前もタグとして付けておくと便利。

マイクロソフト サポートオンラインに載っていたのなら[Microsoftサポートオンラ]。(中途半端なのは長い文字列のタグを作れないから)
CitrixのKnowledge Centerで見つけた場合は、[Citrix Knowledge Center]。

ページのタイトルだけではどんな技術情報なのか分からない場合、タグとは別に簡単なコメントを書いておく。

例えば、Citrix Login の場合、これだけでは「どういうときに困って、この情報で解決できたのか」が分かりにくいので、コメントとして「自動作成されるプリンタでクライアント名が変な記号になる件」と書いておく。自分が分かる範囲のことを書いておく。

気をつけなければならないのは、はてなブックマークの設定を「公開」にしているときは、絶対にタグに「トラブルが起こった顧客名・案件名」を付けてはいけない。

当然だけどね。

読書の記録として、または今後読みたい本をメモしておくためにはてなダイアリーISBN/ASINページをブックマークしておく。

タグとして[読了]、[未読]、[途中挫折]を付ける。コメントに本の感想を一言書いてもいい。