迷惑メール対策

「なんか最近、受信するメールの量が減ったなあ・・・」なんて思ってましたが、私が契約しているプロバイダ「ぷらら」が先月末から迷惑メール対策サービスを始めていたことを忘れていました。
http://www.plala.or.jp/member/option_service/mailplus/antispam/index.html
このサービスが始まるまでは毎日100通以上メール受信があり、その9割強がいわゆる迷惑メールでした。今日「サービスが開始しました」というぷららからのメールを見て、はじめてサーバの迷惑メールボックスを見ましたが、うじゃうじゃ迷惑メールが入っていました。
私は秀丸メールを使用してますが、秀丸メール自体には最初から迷惑メール対策機能があります。デフォルトのフィルターが用意されています。設定で「迷惑メールフィルターを使う」にチェックを入れると、メール受信時にメールをスキャンして「迷惑ワード」などから、このメールが迷惑メールかどうかを判定するようになります。迷惑メールと判断されると「X-TuruKame-Filter」というメールヘッダに「spam」という文字列が挿入されるので、今度は、メール振り分け機能を使って、この「spam」とされたメールをごみ箱へ流し込めばいいわけです。これで大半の迷惑メールはごみ箱直行です。
これと、ウィルスバスター2007の迷惑メール対策を併用すると効果大です。2008からは迷惑メール対策Outlook系じゃないとできなくなりましたが・・・。
ところがです。この秀丸メールデフォルトの迷惑メールフィルターは学習しません。秀丸メールのバージョンアップのときに一緒に迷惑ワードの追加が行われたりはしますが、判定間違いでそのまま受信箱にきてしまった迷惑メールは、迷惑ワード登録して次からごみ箱へ行かせることができるかもしれませんが、この迷惑ワード登録が少々分かりづらい。できれば、迷惑メールの傾向と対策を"学習"してほしいものです。
そこで、「深海魚フィルター」です。「Becky!」、「秀丸メール」、「Outlook2003,2007」向けのフィルターがそれぞれあります。
シーラカンスソフト
深海魚フィルター for 秀丸メール
窓の杜 - 【NEWS】「Becky!」に“ベイズ理論”を用いた学習型のスパムメールフィルターを追加
なにやら「ベイズ理論」と言うのを利用しているそう。どんな理論かは知りませんが、すごそうですね。
秀丸メールで、デフォルトのフィルターをこの「深海魚フィルター」に変更します。判定間違いで受信箱にきてしまった迷惑メールを「迷惑メールです」としてごみ箱に送ると、そのメールの内容を学習して、次から同じような内容のメールを迷惑メールとして判定するようになります。最初は誤判定が多いですが、そのうち減ってきます。