請求書

お客さんから、昨日、前の課長のところに「請求書を出す前に請求更新をしてしまった!どうしよう!・・・というかどうにかして!」という連絡があったそうです。請求更新をすると請求書は既に発行されているものとされてしまい、相手への請求残高が次月に繰越される処理がされます。こういったミスはよくあることですが、更新処理されたデータを更新前に戻す作業というのは、お客さんが思っているほど簡単なものではなく、非常にSE泣かせなものです。前の課長が「Tensor君、助けて」とお願いにやってきました。なんか、課長が困ってる顔を見たときから嫌な予感がしたんだよね〜。
本日9時にお客さんの会社へ直行。自宅から近いのが救いです。先ずは請求更新処理をした前日のバックアップをLTOから戻します。で、びっくり。バックアップのファイルが6.8GBもあるよ!。ウソでしょ。このファイルをサーバのディスクに戻すだけで30分を費やす。そこからデータベースへデータを戻すのに、なんと4時間・・・。え〜、一つのテーブルにデータが498万件もあるの!!こんなシステム初めてだよ(泣)。データが戻ったあとは、ちゃんと請求書の請求額が合っているのかの確認。で、違うのですよ。お客さんに問うてみると、バックアップで戻したデータだけではなくて、さらに売上データと入金データを追加しなきゃダメなことが判明・・・。お客さんにそのデータを入力してもらう。そして、請求額もぴったり合って、さあ、請求書を発行しましょう!と言うときになって、よそのPCから伝票発行されてプリンタを占有されてしまいます。うげ。この伝票が30分近く出続ける。その後、無事、請求書が発行されました。終わったのが4時過ぎ・・・。午前中で作業を終わるつもりだったのに。帰りに課長にコーヒーをおごってもらって、会社へ行かずそのまま直帰。うちから近いから帰りは早い。