新人さんの面倒見係

仕事中になにやら不審なメールが。
Tensor殿 あなたは新人インストラクターに任命されました。つきましては、XX月XX日のインストラクター任命式および研修に出席するよう、云々」
パッとみ、よくあるイカガワシイ勧誘メールかとも思える文面。あれ、でも差出人は社内からだ・・・。で、なんだ、このインストラクターとやらは?と思っているうちに、部長からご説明が。どーやら6月からうちの課に新人さんが配属されるので、1年間の面倒見役だとか。おいおい、おれにやらせていいのかよ。それも勝手に任命するなよ。で、仕事ばっかり増やしやがって手当てなんて付かないとは!そんなこんなの話を部長としていたんだけど、このインストラクターとやらは今年から始める事らしく、昨今の若者が入社から3〜4年でやめちゃうケースが増えていることに歯止めをかけようと、人事部が考えたらしい。確かに、5年もたたずに辞めていく人は多いよ。うちの会社。
おいらも3年目終わりごろに「辞めたい」って課長にまで言ったからね。OJTで付いてた先輩社員との仕事のやり方、考え方、おいらの使い方がどーにもこうにも耐え難いものがあって、ストレスが積もり積もってのことでした。悩みすぎて体重は減るわ、頭おかしくなるわで、そりゃあもう大変でした。丁度そのときに同じ課の同期がタイミング悪く辞めてしまったため、これ以上、この課から人を減らすなという課長の絶妙な包囲網を張られてしまい、未遂に終わって現在に至っているのですが。その同期もやはりOJTに付いた先輩社員に嫌気がさしたみたいです。その課長なんですが。
私は、退職というのは別に悪いことでは無いと思います。なので、辞めていく人を止めようとは思いません。辞めたほうがその人にプラスになるかもしれないし、マイナスになってもそれは自己責任なのだから。
それはそうと、インストラクター。これで若者社員の退職問題を解決できるのか、はなはだ疑問ですが、まあ、担当がおいらになってしまう、まだ見ぬ新人さんがソッコウで「辞めます」なんて言い出さないように頑張りませう。