ふん

虫のフンだった!…古墳石室の土粒、学者ら「まさか」
・・・だったそうです。まあ、大昔のものですから、こんなこともあるんでしょうね。かくいう私、大学時代に部活で「考古学部」に7ヶ月間ほど所属していたこともあり、この記事がアンテナにひっかかってしまいました。実家のほうで、家族の知り合いにちょっと面白い先生がおられまして、現代の物に土をつけて汚してみたり、ホントに破損させてみたりするアートをなさっておられるんですが、その方が、遺跡の展示会とコラボレーションして、現代の物が遺跡から発掘されたら・・・というようなアートをされていました。「ドラえもんのキーホルダーがこれから数百年後に発掘されたら、未来の人はこれを何だと思うんだろう。未来の人から見たら、『これを神様として祭ったのでは』と考えるかもしれない。そう考えると、今我々が埴輪を見て昔のことを想像するのと、実際昔の埴輪の使い道なんて全然違うのかもしれない」。こうお話しをしたことを思い出しました。案外、考古学とか、今、歴史の教科書に載っているようなことって、こういうことが多いんじゃないかな。大昔の人が読んだら「なに言ってんだ」なんて笑われちゃうのかも。ま、誰も昔に行って確認できないしね。そんなことで、社会の歴史って暗記科目じゃなくって、想像科目なのかもしれませんね。