夏の学校 初日

朝、9時過ぎの新幹線に乗って、先ず名古屋へ。この歳になって初めて「指定席」に乗った。2階建ての車両の1階に座る。車内では映画「ディープ・インパクト」をやっていて、まだ始まったばかりのようだった。隣には既に女の人が座っていて、映画に見入っていた。新神戸を過ぎた頃、ストーリーが佳境に差し掛かると隣から啜り泣きの音が・・・。横を向くと隣の女性がボロボロ泣いていた。それを見てしまった俺は、今までの感動は何処へやら、一発で冷めてしまった。
広島を出発して約3時間、名古屋に到着。ここから「特急しなの」に乗り換えて長野へ。しかし、ここで乗り継ぎに40分ぐらい時間があったので、お昼時でもあるし、食料調達へ。先ずに留まったのは「味噌カツ弁当」。しかし値が張るのでソッコウ却下。どんどん名古屋駅のプラットホームを散策していると、ホームの端に「立ち食いきしめん」屋さんを発見。値段も安い。立ち食いラーメンみたいに、たいていこういうとこの方が上手かったりするんだよね。満足じゃ〜〜。
「特急しなの」に乗り込む。ここから更に約3時間。「特急しなの」はカーブを曲がるたびに車両が傾く「振り子電車」。グワーンとカーブを曲がるたびに傾くので、酔ってしまいそう。でも、そんなことを考えてたら寝てた・・・。
長野駅に到着。この辺になると「あ、あの人も夏の学校に行くな・・・」と思える(怪しい)人たちがチラホラしてくる。そして飯山駅に行く列車の乗客80%は物理屋さんで占められる。あっちこっちから難しい用語が飛び交い、ちょうど乗り合わせたおばさんが「何事???」って感じできょろきょろしてたのが面白かった。
そうこうするうちに(って結構乗ってたんだけど)、飯山駅に到着。ここから更に宿が用意してくれたシャトルバスで木島平へ。元々スキー場なのでかなり高いとこまで登った気がする。で、会場に到着。いやー、疲れた。
早速夕御飯。その時に筑波大の人とお友達になり、その後の開校式に一緒に行く。開校式といっても「初日の飲み会」。そこへH崎先生登場。初日にもかかわらず、H崎先生を囲んでしまった。そのうち僕がビール調達のパシリと化す。先生、ご機嫌。